[0084]X線応力測定機器を購入するか測定サービスに依頼するかの検討

X線応力測定機器の価格は、1000万円くらいからですが。

当社に依頼される場合の依頼費用は、ほとんど労務費です。機器を購入すれば、それはあなたの負担増になるかもしれません。

応力測定の費用がかさんでくると機器を購入した方が費用が安いとの意見が出てきますがそれは本当でしょうか?

測定サービスの費用のほとんどは労務費です。機器を購入した場合には、測定の労務費は消滅せず社内の潜在化費用になります。測定用にマンパワーを増強してもらえるならいいですが、そうでなければあなたがそれを背負いこむことになるかもしれません。

技術サポートは受けられるのか?

機器を購入すると多くの場合は、当社のような会社からの問題解決のための有償の技術サポートが受けにくくなります。

メーカーからの無償サポートだけで問題を解決していくことができるか十分検討してください。

機器のメンテナンスの労務と費用は誰が負担?

精度管理、修理、メンテナンス 依頼は誰が?作業標準は? 安全管理マニュアルは? 固定資産管理は? 他の部署の人が使いたいと言った時に教えてあげるのは誰? あなたに時間はありますか? 本来の仕事ができますか?

購入が有効な場合

製品の検査に利用する。点数が多く測定のノウハウが必要がない。ボタンを押せば間違いなく必要な測定結果が得られる。自動化が容易等。

測定サービスの利用が有効な場合

問題解決や様々な形状で応力を測定するためにノウハウが必要。社内の現有ノウハウでは対応できない。

測定に必要な材料、応力、溶接、熱処理等に精通した技術者を確保できない。または、このような技術者がいても会社本来の業務に従事させた方いい。応力測定をさせるのが勿体無い。

せっかく装置を購入したが使いこなすことが難しく眠っている。機器を購入した手前ノウハウを持った外部機関に依頼する予算も取りづらく、問題が放置されるということにならないように注意してください。あなたの周りに誰かが買った高額な測定機器が転がってませんか?

当社はあなたが別の仕事をしている間に測定を終わらせます。あなたの時間を節約するために当社は働いています。

当社のアクセス数上位の企業および大学は、ほとんどすでに当社と同じX線応力測定機器をお持ちです。なぜ、当社の情報が必要なのでしょうか?