[0026]測定結果

数字データ 応力値[MPa] 標準偏差[± MPa] 半価幅[度] 等

表に-400MPa,-800MPa,-1600MPaの標準サンプルを測定した結果を示します。図表はクリックすると大きくなります。

①X線を傾けた方向の計算応力値

②標準偏差:計算応力値±標準偏差の間に真値がある確率が約67%との意味です。この数字が、応力値に対して大きくなるとあまり信頼できない測定と言えます。

③半価幅:転移密度と結晶粒径の関数で、材料自体が硬く、塑性変形が進むと大きくなります。

⑤せん断応力:この値が小さいと主応力方向に近いと推定されます。

画像データ デバイ・シラー環 形状 cosα線図

2次元センサー状のX線強度分布 回折環(デバイ‐シェラー環)からも様々な情報が得られます。その情報をお客様にお伝えして、問題解決のヒントとしていただいています。参考 応力だけでないX線回折環(デバイ‐シェラー環)の情報

報告書 応力分布の見方、解釈および不具合原因の考察、原因仮説の提示、アドバイス等を記載します。